お寺の紹介


 当山は、三田市の市街地にある浄土宗の寺院で、山号を大音山、院号を響流院、寺号を正覚寺と言う。7世紀ころに三田の小野に開基された正福寺を、1583年山崎堅家が現在の地へ移し、正覚寺としたと伝えられる。「山崎記」に「小野村高三百四十石を寺領とし正覚山正福寺といって大寺なり。超譽上人とて名僧あり、この寺山崎家の菩提所として三田に引く」とある。境内には、九鬼嘉隆が朝鮮から持ち帰った『聖観音菩薩像』、初代藩主九鬼久隆養母の墓石(三田民話迷子の墓石)、三田青磁の盛業に力を尽くした神田惣兵衛の墓などがある。山門は入母屋の鐘楼門である。


沿革

年中行事

正覚寺について